エージェントを使った条件に合う仕事の探し方

できるフリーランスはエージェントを使う

働き方を自由に決められるのがフリーランスのメリットですが、仕事が途切れてしまうことへの不安は誰もが抱いているものかもしれません。また、フルタイムレベルではなく週に2、3日程度のペースで働きたい人、在宅で働きたい人など希望も様々あるでしょう。率直に言って、フリーランスが1人で営業して、初めて訪問する企業から仕事を依頼してもらえる可能性はほぼないと言っても過言ではありません。まして自分の希望通りの条件の仕事となれば、その難易度はさらにアップしてしまうでしょう。
エンジニア職の人に多いのが、技術には自信があっても営業や交渉に弱いという人ですが、この問題を一気に解決できるのがエージェントです。近年フリーランスが社会で活躍できるようになってきたのもエージェントの影の支えがあってのことと言えるかもしれません。

エージェントの役割

スポーツ選手が移籍先と交渉をする際に、選手本人ではなくエージェントに交渉を任せるのと同じように、フリーランス向けエージェントはフリーランス本人に代わって企業と交渉します。そう考えると、エージェントがどのような役割を担う存在かをイメージしやすいかもしれません。エージェントは企業との交渉だけではなく、本人の希望する条件に合う仕事探しからその先までずっとサポートしてくれるので、エージェントというよりはまるで秘書のように思えるほどです。
フリーランスになるとメインの仕事だけでなく事務的な仕事も増えますが、経理面の処理で困ることも少なくありません。確定申告も慣れないうちは難しいことが多く、直前の準備では間に合わないので普段からきちんと処理しておかなければなりません。そんなことも、エージェントなら気軽に相談することができます。

エージェントを利用するメリットとは

エージェントを利用するメリットは「何もしなくていい」ことです。何もしなくていいというのは営業や交渉に関することですが、エージェントを利用する場合、営業も交渉も全て任せておけば大丈夫なので、本人ができることとしては、自分についてのことと要望を正確にエージェント側に伝えておくことのみです。
エージェントを利用していないフリーランスの場合、セミナーや勉強会などに積極的に参加したりサイトで宣伝したりして人脈を広げていく努力が必要になりますが、それでも大きな案件にありつけることは少ないものです。一方のエージェントは企業との信頼関係がすでに構築されているので、大きな案件をどんどん取り付けてくることができます。エージェントが推薦するフリーランスなら企業も安心して受け入れてくれるので、一度任せればあとは順調なフリーランス生活を送ることができるでしょう。