現在のフリーランス「狙い目はPHP」

PHPを習得しよう

需要が多いプログラミング言語を習得したいならPHPがおすすめです。フリーランス向けの案件数としてPHPが占める割合は高く、古いプログラミング言語ながら安定的な人気をキープしています。IT業界にはトレンドがあるとはいえ定番スキルはいくつかあるので、これからフリーランスエンジニアを目指すならばまずはPHPからクリアしてみてはいかがでしょうか。

Webサイト構築に使用されるサーバーサイド言語

PHPはサーバーサイドのプログラミング言語です。Web開発に多く用いられている言語のひとつで、使われるフレームワークが極めて多いという特徴もあります。世界中にあるWebサイトの中のおよそ4割はPHPで構築されていると言われており、PHPを採用している有名大規模サイトも数多くあります。スマートフォンが生活必需品化している以上、今後Webサイトがなくなるということはもちろんなく需要は増え続ける一方で、今はないような新たなサービスなどもどんどん生まれてくるでしょう。 今現在もPHPのスキルがあるエンジニアは開発現場で重宝されており、言語特性を生かして効率的なシステム開発を実現していますが、業界全体でエンジニア不足という問題があって、企業もPHPエンジニアの確保には苦労しています。そのため、PHPを使いこなす力があれば、フリーランスエンジニアとして今後の大きな強みになっていくでしょう。

PHPの単価相場とは？

PHPはとにかく案件数がたくさんあるので、仕事の探し方にはまず苦労しません。PHPだけでなく全てのプログラミング言語に言えることですが、フリーランスエンジニアの単価相場は実務経験の年数やスキルの高さによって決められます。どちらかというと実務経験の年数に応じた単価が基準になることが多いようで、スキルがあって実務未経験の人なら常駐案件で月20万円代、1年を超えると30万円代に突入、その後年数を重ねるごとにプラス10万円で、5年以上になると月60万円以上、年収では1,000万円を超えるフリーランスエンジニアも出てくるようになります。フリーランスなので経費がかかるのと、賞与などもないことを差し引いたとしても、5年頑張ればそれを取り返せるだけの年収に達することも十分に可能です。 単価相場はあくまでも相場なので目安でしかなく、実際には単価が前後することももちろんありますが、それを左右するのがスキルのレベルということになるでしょう。もし相場以上の単価を受け取れるだけのスキルがあるならば、客観的にそれを証明できる素材を出してクライアントと交渉してみるという方法もあります。